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Dr.宮本の「愛犬家のための健康塾④」

Dr.宮本の「愛犬家のための健康塾④」

イヌの健康を守るには、飼い主による日頃からのチェックやケアが欠かせません。安田獣医科医院(東京都目黒区)の獣医師・宮本三郎先生が、誰でもすぐに実践できる「衣食住」の知恵や、健康チェックポイント、季節ごとの心構えを優しく伝授します。(Dr.宮本の「愛犬家のための健康塾③」からの続きです。

冬場に気をつけたい病気・症状 ②咳、鼻水

寝ている間に暖房が効いていると、喉(気管)にはどんどん乾いた空気が入ってきます。
症状の出始めとして、寝起きに咳が見られることがあります。

喉(気管)の潤いは、ウイルスや雑菌から守るためのバリア機能となります。
乾燥することでそれらの菌などが増殖しやすくなり、特に免疫機能が弱いパピーやシニアは風邪をひきやすくなります。

風邪をひくことで、さらに咳が治りにくいものとなります。
乾燥は喉(気管)の手前の口腔内にも影響し、そこから歯周病や誤嚥性肺炎などをひき起こす恐れもあるので、暖房をする際には必ず「加湿」をしてください。

濡れた洗濯物を室内に干しておくだけでも効果があります。
また、価格の手頃な小型の加湿器も市販されているので、イヌのいつもの居場所近くに置いてあげると良いでしょう。
4~5日経っても咳が治まらなければ、原因は他にあるかもしれませんので、動物病院の受診をおすすめします。

Profile

安田獣医科医院 副院長 宮本 三郎 氏

麻布大学出身

目黒区自由が丘にある安田獣医科医院の勤務獣医師として、日々多くの患者さんの診療にあたっている。

一般診療プラスαを心がけた姿勢には、患者さんの信頼も厚い。
診療の傍ら、[わんちゃんも楽しめる焼肉店うしすけ]HPで獣医師コラムを執筆したり、休日にはトリミングスクールで獣医学などの講義を受け持つなど、活躍の場は広い。
趣味はペットショップ巡りと一人旅。