日本でもやっと・・・仔犬子猫の8週齢規制成立

先日(8月29日)、仔犬や子猫の販売を規制している動物愛護管理法の改正「生後56日(8週齢)を経過しない仔犬・子猫の引渡しの禁止」案が成立しました。この改正法の背景には親から早期に引き離した仔犬・子猫に、かむ吠えるなどの問題行動が出やすいというものがあります。
アメリカやドイツなどでは以前から8週齢規制があるのに対し、より小さくて可愛い仔犬を求める傾向がある日本ではなかなか反映されずにいました。
8週齢というのは仔犬の親離れが始まる時期。
それまでは仔犬が最も多くのことを親・兄弟犬との生活の中で学び、様々な周辺環境への馴れ・関わり方を培い、安定した性格を形成するとても大切な時期になります。
これらの社会性が身に付く前に、何も刺激がない狭いショーケースで隔離してしまうと、様々なことに対する適応能力が養われないまま、周囲の小さな変化に不安やストレスを感じ易くなります。その結果、かむなどの問題行動として現れるのです。
8週齢規制。大切なのは数字ではなく、仔犬がどのような環境の中でこの時間を過ごすのか、新しい環境に馴染めるようにしっかりと心の準備が出来た上で新しい人生を歩ませてあげることなのです。
(2012年9月17日)