捨て犬の十戒

2011-89.jpg1. 僕を迎えてくれた時の事は決して忘れません。
   暖かい家族の中で幸せでした。ご主人様との楽しい思いでは決して忘れません。
2. ご主人様が望んでいるようには振る舞えなかったかもしれません。
   僕はあまり可愛らしくなかったかもしれません。でも、ご主人様に喜んでもらいたくて、精一杯頑張ったことだけは本当です。
3. ご主人様がいなくなっても、きっと迎えに来てくれると思って待っています。
   側にいられなくなった訳は良くわからないけど…僕を嫌いになったからじゃないと自分に言い聞かせています。
4. 僕を産んでくれたお母さん、お父さんに、ありがとうって言いたい。
   こうして楽しい思い出を宝物にできたのも、命を与えてくれたからです。
   生きているから味わえたのです。ありがとう。
5. 今は、たくさんの仲間たちと一緒に暮らしています。でもみんな悲しそうです。
   僕もなぜか寂しい、物足りない気持ちでいっぱいです。
6. 多くの仲間達は、連れていかれ二度と顔を見ることもない毎日です。
   そのときの悲しそうな目を見たことがありますか。
7. 一部の仲間達は、たまに新しいご主人が連れて帰ります。
   ご主人様が迎えに来てくれないなら、僕も新しいご主人様に連れて行かれるかもしれない。
   優しいご主人様だったら嬉しいけど………
8. 僕にはご主人様を選ぶことはできません。
    でも僕を迎えてくれるご主人様が、どこかにいるかもしれない。
    もしそうなったら、今度はもっともっと気に入られるように頑張ります。
9. ご主人様、早く僕を迎えに来てください。
   そして今度こそずっとそばに置いてください。それだけが僕の願いです。
10. ご主人様、これだけは覚えておいてください。
     僕だって生きているということを。
     心だってちゃんとあるということを。
     天に召される最後の時まで、ご主人様に尽くしたいと思っていることを。

【特定非営利活動法人 日本ヒューマン&ペット協会 作】
この文書を、沢山の方に読んでいただきたいとおもいます。