犬は暑さに強い?弱い?


9-87.jpg犬や人間などのほ乳類は「恒温動物」です。これは、外気温や自分自身の活動に関係なく体温を一定に保てる動物だということ。これに対して、は虫類や両生類などは、外気温によって体温が変動するので「変温動物」と呼ばれます。
犬の体温は、犬種によっても若干差がありますが、大型犬よりも小型犬の方が若干高く、特に、被毛を持たない体温放出のスムースコートの犬種に関しては1
前後高くなります。
動物の体温は、発生した地域とも関係しています。寒冷地が原産であれば体温は高く、熱帯が原産であれば体温が低いことは知られています。母親から子どもに与える母乳に脂肪分が多く含まれるほど寒い地域で生まれた動物のため、その脂肪分を見る限り、
10%・猫6%・牛4%・人間3.7%
と犬は人間に比べて寒い地域で発生した動物だということがわかります。現在、犬は世界中どこでも生息していますが、このことにより基本的には暑さに弱い動物なのです。
しかし、犬は人間によって体の大小、形の変化、コートの種類など様々な改良を加えられてきました。他の動物にはない犬には多様の種類がいるのです。足の長い犬と短い犬とでは、コートの長い犬と短い犬とでは、鼻の長い犬と短い犬とでは、脂肪層が厚い犬と薄い犬とでは、と一概に適正温度は「○○
」とは言えませんので、飼い主の方が注意を払って快適に過ごせるような環境作りをしてみましょう。

 

(スタッフ 澤地)