タペタム層

タペタム層とは、網膜の裏にある人間にはない細胞層です。
わずかな光を反射して視神経に伝えます。本来夜行性の犬にとって、暗闇でも視界を保てることは獲物を捕らえるときに有利です。
シベリアンハスキーなど、瞳の色がブルー系の犬の中には、タペタム層をもたないものがいます。これは、こうした犬たちが長い年月暮らしてきた北方の山岳地帯は一年中雪に覆われており、雪面が月の光や星の光を反射してくれるため、タペタム層が無くても十分な光量を眼球内に取り入れることができるからだと考えられています。
また、虹彩が薄い青色であるため、褐色や黒の目よりも光を通しやすいという理由もあります。

(2013年8月30日)